New micolumn

オーナー
星野充子

地球に生きる人たちへ

連休初日の4月27日は、KIKUYA hemp fairの最終日、ご来場のみなさまに、蚊帳をご覧いただいたり、実際に中に入ってヘンプ体験をしていただきました。一番人気は枕で、枕難民で数年間枕なし生活している方がかなりの数いらっしゃいました。睡眠導入薬を手放せない、目覚めがよくないなど睡眠に関する悩み、衣服の展示会とは全然違うことを実感する企画展となりました。

今回の企画展で主にご紹介したのは枕と蚊帳でしたが、お話をお聞きする中で、それ以前に寝るときに身につけるもの、シーツやカーテンなど部屋の中で占める割合の多い布について配慮すること、素材だけでなく使用する洗剤や、自身で使う石鹸やシャンプーなど、そして食事についても一つずつ見直して、自然なものに変えていってほしいと思えてなりません。何かを一つ変えただけで解決することもあるかもしれません。例えば、蚊取り線香やうがい薬や歯磨き粉をやめただけで、体調不良が改善されたという話は聞きますし、以前お子さんの肌荒れを相談に来られた方にすぐにボディーシャンプーをやめることをおすすめし、最初はそんなことできないと驚いていましたが、実際にやめたらすぐに治ってさらに驚かれたなんていうこともありました。

風邪による発熱は効率のよい浄化作用だと、ハーモニックライフセミナーで学びました。身体におこる症状や違和感をきっかけにして、生活を今より心地よい方へ舵を切ることができたら、病気や症状はありがたい出来事に変わります。私が今のような暮らし、たとえば自然栽培農産物で日々の食事ほぼまかない、自然素材の衣服を着て、洗濯も台所も身体もせっけんで洗う、お医者さんや薬に頼らないようになった最初のきっかけはいつだったのかあまり定かではなく、徐々にだったと思います。最初は小学4年生、学校で菜園の時間があり、大好きなとうもろこしの種がショッキングピンクでかなりの衝撃を受けたこと。とはいえ、収穫して食べる時にはすっかり忘れてしまうげんきんさもあって、それでも衝撃はかなりのインパクトで大人になって家庭菜園をしようとした時に種は消毒していないものを選ぼうと、なりました。ある意味、ショック療法。

また、子供の頃の話ですが、風邪をひくとお医者さんに行ってきなさいと親にすすめられ、3日から1週間分の薬を処方されるので仕方なく一回は飲むけど不味いのであとは飲まずにいても、自然と風邪は治るのになぜか毎回お医者さんに行きなさいと言われる。飲まない薬をまたもらい、飲まずに治るの繰り返し。この行動に何の意味があるのか、一日学校を休ませてくれれば翌日は行けるのに。今日は学校へ行かないで布団に横になって寝ていたいだけなのになあと。子供の頃はこの違和感に対して、主張できる考えを持ち合わせていないから、嫌々ながらも大人の意向に従うしかなく、仕方なく一回だけは我慢して薬を飲んでいた記憶。何となく今の社会の風潮に似ているなあと当時を振り返ります。ワクチンに対して違和感あっても、当時の私みたいに何となく従うしかなかった人が多かったのかもしれません。

悩みというのはその現状にそのままいたら解決はできないという話を聞きました。現状にいるとの意味は、考え方や心持ちのことだと思います。人は学び、経験して身につけた知恵を使い、心地よい暮らしを積み重ねていく。それがやがて、理想だったり、素晴らしい未来を創造していくことにつながっていく。だとしたら、私のようにショック療法や違和感を時間をかけてほぼ本能のみで取り扱ってきた実践の繰り返しをする時間はもったいないので、これからの人たちにはしてほしくないと思っています。今の社会へ違和感をもつ人たち、違和感を持ちながらも諦めている人たちへ、違和感をつくってきた私たちへ、本当はどうしたいの?もう一度心の奥の奥の奥のもっと奥を見てあげてください。この講座を受講すると目指すゴールはこの地点だったのかということをハッと気づいたり、思い出したりする人が多いのではないでしょうか?そのような重日でご案内いたします。。「ハーモニックライフスタイルのすすめ、自然栽培から学ぶ自然と調和した暮らし」 地球に生きるすべての人たちへ、お申し込みはこちらから